ちくわの材料や、その作り方について解説します
ちくわの材料やその作り方について
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私達の食生活に密接に関係しているちくわについて、皆さんはどれぐらい知っていますか?ちくわの材料やその作り方など、いざ調べてみるとあまり知られていないような事実もたくさんあります。普段からよく食べている食材だからこそ、その原材料や作り方についてより深く理解することで、味わいもまた変わってくるかもしれません。そこで今回はちくわの材料や作り方について、スポットを当ててみたいと思います。
目次
ちくわの名前の由来
今のちくわに「ちくわ」という名前が着いたのは、江戸時代末期であるといわれています。それまでちくわは「蒲鉾」とよばれていました。ちくわの歴史は古く、その昔神功皇后が鉾の先に魚のすり身を付けて焼き、それを食したのが始まりであるとされています。その形が蒲の穂に似ていることから「蒲鉾」と呼ばれ、貴族や武士たちの間で広まりました。江戸時代になるとさまざまな魚の加工品が作られるようになり、この当時の蒲鉾は竹の輪の形に似ていることから「竹輪」と名を変え、多くの人たちに食されるようになったそうです。
ちくわの材料は?
ちくわの原料は魚のすり身、卵白、でんぷんなどが挙げられます。ちくわに使用される魚はスケトウダラやサメ、イワシなどが一般的です。全国を見渡すと、名産品と呼ばれるちくわには鯛やハモ、グチなどの高級魚が使われていることもあり、使われる材料によって味や風味も全く変わります。それぞれ異なった魚を原材料にしたちくわを食べ比べしてみるのも、面白いかもしれませんね。
ちくわの作り方
ちくわの作り方は、とてもシンプルです。魚の切り身を滑らかになるまですり潰し、すり潰せたらそこに卵白やでんぷん、調味料などを加えて練りこんでいきます。練りこんだ物を棒に巻き付け、焦げつかないようにじっくり焼いていきます。使われる材料のほかに焼き加減やすり潰し具合、練りこみ具合によっても味や風味が全く変わるのだそうです。材料や作り方にこだわったその土地ならではの味わいが、今でも全国各地で作られています。
ちくわの種類
ちくわはそれぞれの土地において原材料の魚の種類、味付け、製造方法などが全く違い、日本国内において、その種類は豊富です。例えば愛知県豊橋市の「ヤマサのちくわ」は原材料の魚にハモやグチ、エソなどの高級魚を使用しており、上品な味わいが特徴です。また、青森の名産品である「牡丹ちくわ」は他のちくわと焼き具合が違い、牡丹のような焼目が特徴になります。このように、ちくわはその土地ならではの材料や製法で作られており、その土地の名産品として人気を博しています。
ちくわの代表的な食べ方
ちくわはそのものの味わいが淡白で、いろいろな食べ方ができます。その中でも特に代表的な食べ方を3つ、ご紹介させて頂きます。
おでん
ちくわを美味しく食べる料理として、真っ先に頭に浮かぶのが、おでんではないでしょうか。おでんの汁を充分に吸ったちくわは、これまた格別です。魚のすり身から作られているちくわからもよい出汁が出て、ちくわとおでんつゆの間に相乗効果が生まれること、間違いなしです。
磯部揚げ
ちくわの磯部揚げは大人から子供まで、幅広く愛されているちくわ料理です。そのままご飯のおかずにもなりますし、蕎麦やうどんとの相性も、とてもよいです。ちくわの淡白な味わいに青のりの香りと油で揚げたことによるコクがプラスされて、メインの料理としても大満足できる1品になります。
キュウリやチーズを詰めて
ちくわの穴を最大限に活用できる、簡単な調理法といえばキュウリちくわや、チーズちくわではないでしょうか。ちくわとキュウリやチーズとの相性は抜群で、お酒のおつまみにも、お弁当のおかずにも活用できる秀逸の1品です。
ちくわの材料や作り方を知ろう
「ちくわ」と一言で言っても、日本全国には豊富な種類のちくわが作られており、その土地ならではの材料や製法で作られた1品は味も風味も全く異なるものになります。それぞれの土地で作られた名産品のちくわを材料や製法の違いを理解しながら食すと、ちくわの新たな一面が見えて、味わいにも変化が感じられるかもしれません。
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