つい10日ほど前、

11月3日文化の日、

３連休の初日の出来事でした。

 

この日は、開店から閉店まで

満席＆外待ち状態が続き、

ウルトラスーパー大入りとなる

猛烈に忙しかった日です。

 

閉店時間になっても

外待ち状態が続き、

最後に入ってこられたお客さん。

 

なんと！

大阪から車で3時間かけて、

お越しいただいたご夫婦と

娘さんの３人のご家族さんでした。

 

最後の３人のお客さんの

うどんを出し終えるや否や、

 

僕は、翌日からの２連休に備え、

うどんの仕込みに取り掛かりました。

 

うどんの仕込みの最中、

妻と３人のお客さんがなにやら

話し込んでいるのが聞こえてきました。

 

妻が、「大将っ！」

と呼ぶ声が聞こえてきたので、

仕込みの手を止め、

お客さんのもとへ出てみると、

ご主人さんから突然言われました。

 

「うどん屋をやりたいと思っていて、

　ここで修業させてもらえませんか？」

 

え～！？(ﾟдﾟ)！（びっくり仰天）

 

ご家族３人での

うどん屋開業を目指されていて、

修業先を探されていたところ、

 

この「脱サラうどん屋のブログ」

を見つけ、とても感銘を受け、

どうしてもここで修業がしたいと、

大阪からお越しいただいたようです。

 

うどん激戦区の大阪、

なにもこんな遠くまで来なくても、

大阪にはうどん屋がたくさんあるのに

と思いましたが、

 

実は僕も、

修業先の大将のブログに刺激を受け、

直談判をして、わざわざ神奈川県まで

泊まり込みで修業に行ったので、

その気持ちはよくわかります。

 

なので、快くお受けしたところ、

なんと！行動が早い！

 

一昨日金曜日から

当店で４人目のお弟子君が、

うどんの勉強をされています。

 

初日の金曜日は、

僕がやっている仕事の様子を

ほぼ見てもらいましたが、

 

昨日土曜日には、

僕が細かく指示をしながら

ほとんどの仕込みを

お弟子君にやってもらいました。

 

（かしわの仕込み）

 

（白出汁の仕込み）

 

（かけ出汁の仕込み）

 

（豚肉の仕込み）

 

（初めての製麺）

 

 

（お弟子君が製麺したうどん）

 

営業時間中は、

「茹で」を担当してもらいました。

 

（翌日の麺の仕込み）

 

 

 

（ぶっかけつゆの仕込み）

 

（プリンの仕込み）

 

ええっ？

いきなりお弟子君に

うどんを作らせて大丈夫？？

 

と思われるかもしれませんが、

 

製麺機を使ってうどんを作るので、

手打ちうどんのような熟練した

技術は必要ありません。

 

なので、僕が作ろうが、

お弟子君が作ろうが、

全く同じうどんが作れるのです。

 

もちろん手際よくするためには

練習が必要ですが、時間をかければ

誰にでも作れると思います。

 

 

数ある小麦粉の中からどの粉を

選定するのか。

 

その日の温度や湿度に応じて、

塩度や加水率を何％にするのか。

 

熟成温度は何℃で、

何時間熟成させるのか。

 

うどんといっても

作り方はお店によって様々で

無限の作り方があります。

 

こういったことは、ある程度の

試行錯誤や経験値を必要とします。

 

一からうどんを作るのは、

経験や知識を必要とするので、

なかなか難しいことですが、

 

出来上がったレシピどおりに

作ることは比較的簡単です。

 

僕が調理経験がなくても

うどん屋になれたのは、

修行先のレシピを

全て教えてもらったからです。

 

なので僕も、お弟子君に

当店のレシピを包み隠さず

全て教えるつもりです(*^^*)

 

しばらくの間、

お弟子君が茹で釜の前に

立っていると思いますが、

よろしくお願いします。