昨日、遅い時間にお越しいただいた

カウンター席のお客さん。

 

「今年も来たよ～」

 

寒い時期になると毎年のように

県外からお越しいただくお客さんです。

 

毎年ある目的で長浜に来られ、

当店でうどんを食べるのが、

お決まりのパターンのようです。

 

いつも、当店イチオシ

「讃岐天ぶっかけ」を

食べていただきます。

 

「寒くても、この冷たいうどんが

　最高にうまいのよねー」

 

 

 

当店から北へ

15分ほど車を走らせると、

標高324ｍの山本山があります。

 

毎冬、この山本山に一羽の

渡り鳥がやってきます。

 

山本山のオオワシです。

 

このオオワシが初めて確認されたのは

1998年のこと。

 

翼の下面の白い羽根模様が特徴で、

性別はメス。

 

年齢は不詳ですが、

人間でいえば80歳くらいだそうで、

 

オオワシファンからは親しみを込めて、

「山本山のおばあちゃん」と

呼ばれているそうです。

 

1998年以来24回目の冬、

今年もロシアからオホーツクを越えて

約4000キロの長旅を経て、

 

ここ長浜の小さな山

山本山にやってきたのです。

 

その姿を一目見ようと

多くの野鳥ファンやカメラマンが

山本山を訪れています。

 

その一人が、

昨日のお客さんというわけです。

 

ただ、昨日のお客さんは、

そんじょそこらの

オオワシファンではありません。

 

一昨日は朝6時から夕方18時まで、

丸一日ずっと、山本山のオオワシ、

山本山のおばあちゃんの姿を

追い求めていたそうです。

 

そして昨日も朝6時には

山本山に陣取り、オオワシの姿を

写真に収められていたようです。

 

その写真を少しだけ

見せていただきました。

 

デジカメの画面に映る

山本山のオオワシの姿です。

 

今年は11月19日にやってきた

山本山のおばあちゃん。

 

約3か月を山で過ごし、

毎年2月の下旬になるころ、

北の空へ飛び立っていくそうです。

 

「また、来年もくるからね～」

 

山本山のおばあちゃんのおかげで、

素敵なご縁をいただきました。

 

来年もお会いできることを

楽しみにしております(*^^*)

 

ご来店ありがとうございました！

 

（長浜観光情報サイトより）