吉田うどんの特徴とは?山梨・富士吉田で愛される名物うどんを紹介
吉田うどんの特徴について
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山梨県にあり、富士山にもっとも近いと言われている町、富士吉田市。この町には、「吉田うどん」と言う名の名物のうどんがあります。今回は吉田うどんについて、その特徴をご紹介します。
目次
吉田うどんとは?
吉田うどんとは、山梨県富士吉田市に古くから伝わるうどんです。自称日本一硬い麺の他、醬油と味噌を合わせた出汁、キャベツや馬肉などの付け合わせ、すりだねと呼ばれる独特の薬味など、様々な特徴があります。日本各地のふるさと料理の中から選定された「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれています。
吉田うどんの特徴
吉田うどんの特徴としては「硬い麺」「醤油と味噌ブレンドの出汁」「キャベツ・馬肉の具」「すりだね」「店舗の場所」が挙げられます。それぞれ詳しく見てみましょう。
【麺】硬くコシが強い
吉田うどんの一番の特徴は、自称・日本一硬い麺です。通常、うどんの麺と言えば、柔らかく、コシより滑らかさが目立つ印象です。しかし、吉田うどんの麺は非常に強いコシがあり、噛めば噛むほど旨味が口に広がると言われています。
また、手打ちの乱切り麺は形状も独特で、断面は正方形に近く、長さも作り手によってまちまちです。
【汁】醤油と味噌のブレンド
吉田うどんの汁は、醤油と味噌のブレンドが主流です。しかし、店や家庭によって汁のブレンド方法は大きく異なり、醤油あるいは味噌だけがベースの場合もあります。また、出汁のベースも、煮干し、椎茸、カツオなど異なる場合が多く、一口に吉田うどんと言っても、出汁の味は家庭や店によって大きく異なるのです。
【付け合わせ】茹でキャベツ・馬肉
うどんの付け合わせや具は地域によって様々です。しかし、キャベツがうどんの付け合わせになっているのは吉田うどんだけです。全国的にも珍しいキャベツがうどんの付け合わせになっている理由は、価格が一年を通して一定であることと、キャベツは消化を助ける作用があることと言われています。また、現代の日本では肉と言えば牛・豚・鶏ですが、あえて馬肉が付け合わせになっているのは、山梨県では昔から馬刺しなどで馬肉を食べる習慣があったからだと言われています。
【薬味】すりだね
すりだねとは、赤トウガラシ・ゴマ・山椒をすり合わせた調味料のことで、山梨ではよく食べられています。すりだねも吉田うどんの麺や具と同じく、店や家庭によって様々な工夫がなされており、味わいは様々です。
【店舗】民家の一角が店になっている所が多い
富士吉田市には多くの吉田うどんを提供する店舗がありますが、その多くは民家の一角に作られています。なぜなら、元々吉田うどんは観光向けに作られたメニューではなく、地元の人向けのメニューであり、民家の居間や客間をそのまま客室として使うことが多かったからです。民家の一部を客室にした店舗では、まるで親戚の家でご飯を食べているような、懐かしい雰囲気も味わうことができます。
吉田うどんは噛めば噛むほど美味しさが溢れる!
山梨県富士吉田市の名物「吉田うどん」は、強いコシで嚙めば嚙むほど美味しさが溢れることが特徴です。また、その他にも醤油と味噌を合わせた独特の出汁、キャベツや馬肉の付け合わせ、独自の薬味「すりだね」も特徴として挙げられます。吉田うどんは各家庭や店によって味付けや麺の切り方などが異なるので、富士吉田市を訪れた際は吉田うどんの食べ比べをしてみるのも面白いでしょう。
コシが強いのに柔らかい「山石土平のうどん」もご賞味あれ
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こだわりの自家製・冷凍うどん通販 | うどん馳走 山石土平(やまいしどへい)
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屋号 | うどん馳走 山石土平 |
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住所 |
〒526-0065 滋賀県長浜市公園町3-19 |
営業時間 | 11:30 - 14:30 |
定休日 | 木曜日 |
代表者名 | 岩坪 健一(イワツボ ケンイチ) |
info@yamaishidohei.com |