長浜曳山まつりは由緒あるお祭り！

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長浜市で行われる「長浜曳山まつり」は、長い間受け継がれてきた由緒あるお祭りです。毎年煌びやかで豪勢な催しが行われていますが、期間が長いため、実際に全てを目にした事がある方は少ないかもしれません。この記事では、そんな歴史ある長浜曳山まつりについて解説しながらその魅力に迫っていきます。

長浜曳山まつりはどんなお祭り？

長浜曳山まつりは、長浜市が世界に誇るお祭りです。長丁場にわたるお祭りで、その間には目を惹く催しが多く開催されます。長浜市の人たちもこの日のために入念に準備をし、当日を楽しみにしています。祭りの時期には県内外問わず多くの人が集い、国内でも大規模なお祭りとして有名です。ここでは始まりに至った経緯や期間について解説します。

長浜曳山まつりの始まりは４３０年以上前

長浜曳山まつりの歴史は古く、始まりは４３０年以上も前になります。当時の豊臣秀吉が長浜城を築いたことが始まりです。当時は、荒れ果てた長濱八幡宮と祭礼の復興を願い、武者行列を行いました。これを「太刀渡り」と言います。現在の長浜曳山まつりでも、「長刀組」が当時の様子を継承し、祭りの１部に組み込まれています。秀吉に息子が生まれた後は、町民に砂金を振る舞い盛大にお祝いをしました。この砂金を基に曳山を作り、町中を闊歩したのが、今も伝わる長浜曳山まつりの原点です。

期間は４月９日から１７日間

長浜曳山まつりの期間は毎年決まっており、４月９日～の１７日間です。この間に「太刀渡り」「曳山巡行」「子ども歌舞伎」が行われ、期間中は県内外から見物人が集まります。特に曳山巡行は祭りの中でも華があり、多くの人を惹きつける催しの１つです。煌びやかな装飾に迫力あるビジュアルは圧巻です。

日本３大山車祭りのひとつ

歴史と規模から、日本３大山車祭りと呼ばれるのが長浜曳山まつりです。時代を超えて発展してきた長浜曳山まつりは、昭和５４年に「重要無形民俗文化財」に、昭和６０年には１３基の曳山とそれらを収蔵する山蔵が「有形民俗文化財」に指定されました。さらには平成２８年にはユネスコ無形文化遺産に登録され、名実ともに由緒あるお祭りとして認知されます。

曳山は祭り用の山車を意味する

長浜曳山まつりで欠かせないのが豪華絢爛な曳山です。読み方が難しいのですが「ひきやま」と読みます。祭りに用いられる出し物のことで、古いものだと２５０年以上前の曳山が現存し、今も祭りに使われています。煌びやかな金具や彫刻、絵画で豪華に装飾された長浜の曳山は小さな美術館とも呼ばれ、多くの人を惹きつけて止みません。

クライマックスの子ども歌舞伎は必見！

長丁場の長浜曳山まつりは、子ども歌舞伎で終わりを迎えます。子ども歌舞伎は２７０年前から始まり、祭りの中でも人気の高いイベントの１つです。子ども歌舞伎を行うのは５歳～１２歳の男児で、曳山を所有している山組の中から選ばれます。

 

演舞内容としては一般的な大歌舞伎をアレンジしたもので、曳山の広さや４０分の上演時間内に合わせた、長浜曳山まつりオリジナルの演舞です。演者たちは祭り前の約３週間という時間の中で稽古をし、本番が近づくにつれて本格的な演奏に合わせて練習を積み重ねていきます。過酷な稽古の甲斐あってか、多くの人を魅了する催しとなりました。

歴史ある曳山まつりを楽しんで！

長浜曳山まつりは、有名な武将である豊臣秀吉が始めたことがきっかけで、今も伝わる由緒あるお祭りになりました。期間中は混雑が予想されるので、計画を立ててから観光に行くのがおすすめです。当店の「うどん馳走　山石土平」も長浜にありますので、祭りを楽しむ為の腹ごしらえは当店のうどんでいかがでしょうか。塩加減にまでこだわった絶品のうどんを是非召し上がりにいらしてください。