ちくわの健康への影響や栄養について

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おでんやちらし寿司、焼きそばや筑前煮など、さまざまな料理に用いられる日本の伝統食、ちくわ。古くから多くの方に食されているちくわにはどのような栄養素が含まれているのか、みなさんはご存知ですか？戦後の食糧難の時代、肉の代用品として推奨されるほど栄養価が高いにも関わらず、ちくわにどのような栄養素が含まれているのか、また私達の健康にどのような効果があるのかについて、具体的に知っていらっしゃる方は意外と少ないようです。そこで今回はちくわの健康への影響や、栄養について、できるだけ具体的に説明していきます。

ちくわは何で作られている？

ちくわは魚のすり身に卵白、デンプン、調味料を合わせて作られています。主原料として使われる魚はサメ、スケトウダラ、イワシ、アジなどが一般的です。ちくわは魚が集まりやすいからか、漁港がある街でその多くが製造されており、その土地でよく取れる魚が材料として用いられることもあります。

ちくわの栄養素

ちくわに含まれている栄養素として、タンパク質やビタミンB12、鉄分などが挙げられます。これら3つの栄養素がどういうものなのか、具体的に見ていきましょう。

タンパク質

ちくわは魚のすり身を原料にしているので、魚由来の良質なタンパク質が多く含まれています。また、白身魚をメインの原料としたちくわのたんぱく質には、良質なアミノ酸が多く含まれているのも特徴です。アミノ酸スコアの高い良質なたんぱく質を多く含み、脂質が少ないちくわは筋力アップにうってつけの健康食品として、アスリート達からも注目されています。

ビタミンB12

「赤いビタミン」とも呼ばれ、赤血球の中にあるヘモグロビンの合成を促す働きがあるビタミンB12がちくわにも多く含まれています。ビタミンB12はタンパク質と結合しているので、ちくわのような水産加工物のほかに、肉類や乳製品にも多く含まれている栄養素です。

鉄分

女性が不足しがちな鉄分も、ちくわには多く含まれています。鉄分というとレバーやひじきなどを連想しがちですが、調理の必要がなく、そのままでも食べられるちくわから鉄分が摂取できれば、女性にとっても嬉しい限りですね。

ちくわの健康への影響は？

ちくわは高たんぱくで低脂肪なので、ダイエットにはおあつらえ向きの食品です。更に鉄分も多く含まれており、女性の鉄分補給が手軽にできる食材でもあります。
また、白身魚を原材料とするちくわのタンパク質には良質なアミノ酸が多く含まれているので、筋力アップや体調不良時の栄養補給にも最適です。

ちくわと野菜の相性について

ちくわには良質なタンパク質が多く含まれている半面、食感の良さを出すために食塩も多く含まれています。なので、ちくわを食べる時には塩分を体外に放出してくれる野菜を一緒に摂取しましょう。特にキュウリやトマトなどの緑黄色野菜は、体内にたまった塩分を体外に放出してくれるカリウムが多く含まれているので、おすすめです。ちくわはよく穴の中にキュウリを詰めて食されていますが、この食べ方、実はものすごく理にかなった調理法であることが、このことからわかります。

健康食品、ちくわを食べよう

ちくわは高たんぱくで低脂肪であるばかりか、ビタミンB12や鉄分などの貴重な栄養素も含まれているので、健康志向の食事をしたい方にはおすすめの食材です。塩分を気にせず食すには、野菜を一緒に取ることを忘れないでくださいね。
私達うどん馳走山石土平でも店内でのみ、揚げたてのちくわの天ぷらを販売しております。インターネットでの販売は行っておりませんので、直接ご来店された際は、当店自慢のうどんと共にぜひ味わってみて下さい！