讃岐うどんの作り方|コシが魅力のあの麺を自宅で作る!
讃岐うどんの作り方レシピを紹介
この記事を読むための時間:3分
強いコシが魅力の讃岐うどんを自分で手作りしてみたいと思ったことはありませんか?自分で作る作りたてのうどんの美味しさは格別です。そこでこの記事では、讃岐うどんの作り方を紹介していきます。美味しく作るコツやポイントも合わせて紹介するので、「うどん作りなんて難しそう…」「料理に自信がない」という方もぜひチェックしてください。
目次
材料(4人分前後)
- 小麦粉:400g
- 塩+水:200g
讃岐うどんの材料は、粉と塩と水のみとシンプルです。しかし、その割合が重要なポイントになります。まず、讃岐うどんの場合、粉に対する塩水の割合を指す「加水率」は50%が基本。また、塩水の塩分濃度も重要で、冬は11%前後、夏は13%前後、春と秋はその間がおすすめです。どちらも好みに合わせて微調整しても問題ありませんが、まずは以下の表を参考に作ってみてください。
春・秋 | 夏 | 冬 | |
塩 | 23g | 24g | 22g |
水 | 169g | 164g | 174g |
準備する道具
- めん棒
- 厚手のビニール袋
- ボウル
- 包丁
- 打ち粉(小麦粉)
準備する道具は上記の通りです。意外にも特殊な道具は必要ないので、揃えやすいのではないでしょうか。めん棒は長さ60~100cmの長めのものが使いやすいです。
讃岐うどんの作り方
ここからは讃岐うどんの作り方を順番に紹介していきます。材料と同じで、作り方もとてもシンプルです。
塩水を作る
まずは、ボウルに先ほど計量した塩と水を箸などを使って混ぜ、塩水を作ります。この時、塩が完全に溶けていないと生地にムラができるので、しっかり混ぜてください。冬場はキンキンに冷えた水ではなく、ぬるま湯を使うのが塩をうまく溶かすコツです。
手合わせ(手でこねる)
続いて、塩水と小麦粉を混ぜ合わせ、手でこねていきます。小麦粉に塩水を加えたら、まずは広げた指を立てて素早く混ぜ、粉に水をまんべんなく行き渡らせてそぼろ状にします。これを「水回し」と言い、この時は練らないことがポイント。そぼろ状になったら、バラバラの生地をひとまとめにするイメージで練っていきます。
足踏み(1)
ひとつにまとまった団子状になったら、生地が乾かないうちにビニール袋に入れ、足で踏みつぶします。全体をまんべんなく踏むように意識しながら、2〜3分間踏みましょう。ビニールの口を少し開けておかないと破裂してしまうので注意してください。
足踏み(2)
一度ビニール袋から生地を取り出してロール上に巻いたら、打ち粉をして再びビニール袋へ入れます。そして、もう一度足で2〜3分間踏みましょう。足踏みは、生地にグルテンの網状組織形成を促し、美味しいうどん作りのカギとなる工程です。ただし、踏みすぎるとうどんが硬くなってしまうので注意してください。
丸めて熟成
しっかり踏めたら、生地をお餅のようにひとつにまとめてビニール袋に入れて口とを閉じ、常温で寝かせます。夏場の暑い部屋では1時間、その他の時期は2時間以上置いておきましょう。
延し
寝かせた生地をビニール袋から出し、打ち粉を振った大きなまな板や台に置いたら、めん棒で厚めに延ばします。続いて、めん棒を生地の真ん中に置いて奥へ転がすようにして生地を延ばし、生地を180度回転させてまた延ばします。それを4方向ともすると正方形に近い形になるはず。そうしたら一度打ち粉をして、生地をめん棒に巻きつけるように延ばし、生地の厚みが3mmになったら延しの完了です。
たたんで切る
生地に打ち粉を振ったら、10cmくらいの幅になるように山折りと谷折りを繰り返す「屏風たたみ」にします。軽く打ち粉を振った包丁で3mm幅に切りましょう。茹でると水分を吸って膨らむので、太く切らないようにするのがコツです。
茹でる
最後に茹でていきます。できるだけ大きな鍋でたっぷりのお湯を使って茹でるのが美味しくなるポイント。100gの麺に1Lのお湯が理想的です。しっかり沸騰したお湯に麺入れて10〜12分したら完成。茹であがった麺は流水でしっかり表面のぬめりを取ることで、よりコシの感じる麺になります。
讃岐うどんの作り方に挑戦してみよう
讃岐うどんの作り方を紹介しました。うどんは、水の分量や塩の量によって、まるで違うものが出来上がります。きちんと計り、各工程を丁寧に行えば、思ったより簡単に美味しいうどんを作れるはずです。
当店のうどんは讃岐うどんではありませんが、拘りぬいて厳選された材料を使い、分量も細かく計算して作っております。ぜひお立ち寄りの際にはこだわりのうどんをご賞味ください。通販も対応しております。
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