ヨーロッパのスイスに

行ったわけではありませんよ。

(≧▽≦)

 

彦根の洋食喫茶「スイス」

 

昭和４７年の創業、

約５０年間も営業されていて、

 

口コミサイトの点数も高い、

滋賀を代表する名店です。

 

そんなスイスさんが、

店主夫婦の高齢化と

店舗の老朽化のため、

 

2022年5月29日をもって

閉店されるという

ショッキングなニュースが

飛び込んできました。

 

スイスさんといえば、

彦根のベルロード沿いを通るたびに、

ツタに覆われた外観が

目に着きますね。

 

グーグルストリートビューより

 

実は僕、

スイスさんに行ったのは、

今まで１回しかありません。

 

いつだったかは

ハッキリとは忘れましたが、

 

うどん屋になりたいと

強く志すようになったころなので、

 

今から

１２、３年ほど前のことだと思います。

 

妻は覚えているかどうか

分かりませんが、

 

この時、

初めて妻に打ち明けました。

 

「市役所を辞めて、

　実家の食堂を継いで、

　うどん屋をやりたい」と。

 

それまでから、

うどんに興味を持ち始めていたので、

 

妻もうすうす感づいていたようですが、

定年退職後の夢物語であって、

 

まさか市役所を早期退職してとは

思っていなかったようで、

 

現実となると受け入れがたく、

相当ショックだったと思います。

 

ただ、それほど大きな

リアクションがなかったのは、

まだ本気だとは

思ってなかったんでしょうね。

 

僕はバリバリ本気のつもりでしたが、

実現したのは、このあと

５年ほど経ってからのことです。

 

 

 

この頃は、当然ブログも書いてなく、

ＳＮＳも流行ってなかったので、

料理を写真に撮る習慣がなく、

料理の写真はありませんが、

 

肉汁ジューシーな

ハンバーグが美味しかったのを

覚えています。

 

そんな思い出の場所「スイス」、

 

閉店されるまでにもう一度

行きたいと思っていたのですが、

 

先日、食べに行かれた

パートさんからの情報。

 

「朝９時から整理券が配られていて、

　３０分ほどで終了したそうで、

　食べれませんでした～(>_<)」

 

 

次の定休日がラストチャンスですが、

こんな状況だと、

ちょっと無理っぽいですね。

 

たくさんのお客さんに愛され、

惜しまれながらの閉店。

 

僕もあと何年続けられるか

分かりませんが、

いつか必ず辞める日が訪れます。

 

こんなふうに、

多くのお客さんに惜しまれながら、

辞める日が迎えられたら、

幸せなことですね。

 

飲食経験わずか６年の

僕が言うのもおこがましいですが、

 

飲食店を５０年も続けるのは、

並大抵のことではなく、

たくさんの苦労があったと思います。

 

長い間、本当にお疲れ様でした。